
ゲームストップ、イーベイ買収への意欲再表明
PYMNTS
公開日時: 2026/07/17 01:46
Sentiment Analysis
米ゲーム・ストップ(GME)のライアン・コーエン最高経営責任者(CEO)は、オンラインマーケットプレイス運営のイーベイ(EBAY)の買収に向けた動きを続ける意向を改めて表明しました。ブルームバーグ通信が7月16日に報じました。
同CEOはブルームバーグテレビのインタビューに対し、イーベイへの買収提案額を引き上げる計画があるかについては明言を避けましたが、「何らかの形でイーベイを手に入れるつもりだ」と述べたと報じられています。イーベイは今年初め、ゲームストップからの560億ドル(約8兆円超)の買収提案を拒否していました。
コーエンCEOは、買収が実現した場合、両社を合わせた企業価値を1兆ドル(約150兆円超)規模に引き上げることを目指しています。その戦略の一環として、ビデオゲーム関連商品のデジタルマーケットプレイスを構築し、両社のコレクティブル(収集品)事業における相乗効果を活用する考えです。また、ゲームストップの店舗をトレーディングカードの真贋鑑定拠点として活用することも視野に入れています。「買収後の会社は投資適格級となるだろう」とコーエンCEOは語りました。
ゲームストップは以前、イーベイの全株式取得に関する非拘束型提案書を提出したことを発表しており、取引完了後にはコーエンCEOが新会社のCEOに就任するとしていました。イーベイ宛ての書簡では、イーベイが2025会計年度に販売・マーケティング費用として24億ドルを費やしたにもかかわらず、アクティブな購入者数は100万人しか増えなかったと指摘。ゲームストップは、買収完了後12ヶ月以内に年間20億ドルのコスト削減の一環として、販売・マーケティング費用を約12億ドル削減すると約束していました。
しかし、イーベイはゲームストップからの560億ドルでの買収提案を「信頼性がなく、魅力もない」として一蹴しました。イーベイの取締役会は、この突然の買収提案を検討した結果、イーベイの「単独での見通し」や、取引資金の調達方法に関する「不確実性」、そして長期的な収益性や成長への影響などを理由に、提案を拒否する決定を下したと発表していました。
ゲームストップは6月26日のプレスリリースで、「経営陣は引き続きイーベイ買収提案の推進に注力している」とし、「提案取引に関する追加資料は近日中に公開される」と述べていました。さらに7月7日には、株主が普通株式の発行可能株式数の増加を承認したことを発表。この定款変更により、「イーベイ買収を含む戦略的買収に関連して普通株式を発行する能力が会社に与えられる」としていました。
Source: PYMNTS
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