
半導体株に売り、ナスダック下落か
Proactive Investors
公開日時: 2026/07/16 12:45
Sentiment Analysis
25日の米国株式市場は、ハイテク株の不安定な動きが続く中、まちまちな展開となりそうだ。ダウ平均株価の先物は0.2%高となった一方、S&P500種株価指数は0.2%安、ナスダック総合株価指数は0.8%安と、半導体株への売り圧力が強まる見通しだ。
原油価格は、中東情勢の緊迫化にもかかわらず、小動きとなっている。ウェスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)は1バレル80ドル近辺で推移している。イラン軍は、米軍による先制攻撃への報復として、クウェート、バーレーン、ヨルダンにある米軍拠点をミサイルとドローンで攻撃したと発表した。さらにロイター通信によると、イランはイエメンのフーシ派に対し、ワシントンがイランの電力インフラを攻撃した場合、バブ・エル・マンデブ海峡を封鎖する準備をするよう指示したと報じられており、世界の主要な海運ルートのさらなる寸断の可能性が高まっている。
前日の米国株式市場では、予想を下回る生産者物価指数(PPI)の発表を受け、連邦準備制度理事会(FRB)が今月後半の金融政策決定会合で金利を据え置くとの見方が強まり、主要3指数はいずれも上昇して取引を終えた。ダウ平均は150ドル高(0.3%)の5万3141.48ドル、S&P500種は0.4%高の7614.75、ナスダック総合は0.6%高の2万5654.64で引けた。
しかし、アジア市場での半導体株の弱さが米国株先物に波及した模様だ。台湾積体電路製造(TSMC)(ティッカーシンボル: TSM)は、AI(人工知能)向け半導体の「極めて堅調な」需要を理由に、四半期利益が77%増加し、業績見通しも上方修正したものの、市場の反応は鈍かった。TSMCの株価は米市場の取引時間前(プレマーケット)で約5%下落した。これは、オランダの半導体製造装置メーカーASMLの好決算に対する同様のネガティブな反応に続くもので、投資家のAI関連企業に対する期待がますます高まっていることを示唆している。
Source: Proactive Investors
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