
SpaceX株、試射「13便」が株価下落を食い止めるか
Forbes
公開日時: 2026/07/16 01:15 JST
Sentiment Analysis
SpaceX(SPCX)の株価は、6月12日の打ち上げ以降、約30%下落しており、月曜日の終値は138ドルと、IPO価格の135ドルに迫っています。7月16日にも予定されている新型大型ロケット「Starship(スターシップ)」の13回目の試験飛行が、株価の転換点となる可能性があります。
StarshipはSpaceXの投資ストーリーの根幹をなすもので、軌道上への質量輸送コスト削減という、同社が抱える経済的な課題に対する解決策と位置づけられています。現在のFalcon 9ロケットでは、1キログラムあたりの打ち上げコストは約2,720ドルですが、StarshipはFalcon 9の6〜8倍のサイズと積載能力を持ち、このコストを大幅に削減することを目指しています。
Starlink(衛星インターネットサービス)やロケット打ち上げサービスで既に収益を上げているSpaceXですが、Orbital AIデータセンター、次世代Starlinkの展開、月面物流といった野心的な事業展開は、技術的な問題ではなく、打ち上げコストという経済的な制約によって妨げられています。Starshipの成功は、これらの事業を軌道に乗せるための鍵となります。
今回の13回目の試験飛行は、Starshipの再突入技術やペイロードドアの開閉といった重要な要素の検証が含まれており、これらが成功すれば、SpaceXの長期的な成長ストーリーに対する信頼が高まり、株価の下支えにつながると期待されています。一方で、失敗が続けば、投資家の懸念はさらに深まり、株価の下落圧力となる可能性も否定できません。
Source: Forbes
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。