
OpenAI幹部フィジ・シモ氏、副社長職を退任
TechCrunch
公開日時: 2026/07/10 09:35 JST
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OpenAIのナンバー2とされるフィジ・シモ氏が、フルタイムの役職から退任することが明らかになりました。米ウォール・ストリート・ジャーナルが報じました。
シモ氏は木曜日に社内メモで、当初の予想よりも長く厳しい医療休暇となっているため、今後はパートタイムの顧問として同社に関わることを表明しました。
シモ氏は2024年にOpenAIの取締役会に加わり、2025年5月に新設されたアプリケーション担当CEOとして入社しました。この役職では、サム・アルトマン最高経営責任者(CEO)直属で、同社の事業および製品運営を統括していました。当時、最高執行責任者(COO)のブラッド・ライトキャップ氏、最高財務責任者(CFO)のサラ・フライヤー氏、最高製品責任者(CPO)のケビン・ウェイル氏らがシモ氏の直属となり、アルトマン氏は研究、コンピューティング、安全保障に注力していました。
シモ氏は4月に自身の健康問題について公表し、神経免疫疾患の再発のため医療休暇に入ると発表していました。同メモでは、ライトキャップ氏が「特別プロジェクト」担当に異動し、最高マーケティング責任者(CMO)のケイト・ラウシュ氏が退社することも明らかにされていました。その後、ウェイル氏も退社しています。
シモ氏は、2021年からCEOを務め2023年の新規株式公開(IPO)を主導したInstacartを経て、OpenAIに入社しました。それ以前は10年以上にわたりMetaに在籍し、Facebookアプリの責任者を務めていました。
シモ氏の恒久的な退任は、OpenAIがIPOを視野に入れ、競合のAnthropicとの差を埋めようとする中で、アルトマン氏に後任探しを迫るものです。同氏はOpenAIのIPO後にさらに大きな責任を担う有力候補と見られていただけに、今回の退任はアルトマン氏にとって大きな課題となります。
シモ氏は主にOpenAIのコンシューマー事業の成長に注力していましたが、ChatGPTの成長は昨年後半に鈍化し、社内収益目標を未達となりました。これにより、同社は現在Anthropicに後れを取っているコーディングツール分野に、より注力せざるを得なくなっています。
Source: TechCrunch
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