
コストコ株が下落、売上高の伸び鈍化
Investopedia
公開日時: 2026/07/09 20:55
Sentiment Analysis
米コストコ(COST)の株価が7日、下落した。6月の売上高が市場予想を下回ったことが嫌気された。同社株は5月に過去最高値を更新して以降、約20%下落したが、競合のウォルマートなどと比較すると依然として割高水準にある。
コストコは6月の純売上高が前年同月比10.6%増だったと発表した。これは2月以来の低い伸び率で、今年に入って初めて前月比での減速となった。今年に入り、1月の約9%から5月には14%超まで加速していた売上高の伸びは、6月には鈍化した。既存店売上高は8.8%増で、年間売上高2500億ドルの小売業者としては依然として堅調だが、5月の12.5%増からは減速した。
同社株は一時約5%下落し、5月中旬に付けた過去最高値から約17%下落した2カ月間の下落基調を深めた。
今年初め、原油価格の高騰は消費者の「価値重視」の購買行動を後押しし、コストコの売上高と株価を押し上げた。しかし、過去2カ月で原油価格が下落したことで、この勢いは失われている。それでも、年初来では約6%上昇しており、好調な年初のパフォーマンスに支えられている。
イランでの戦争初期には、原油価格高騰が消費者支出に与える影響を巡る懸念から、S&P消費者必需品セクター指数が約10%下落した。しかし、コストコ株は、会員制モデル、低価格、そしてガソリン価格高騰によるガソリンスタンド売上への追い風により、戦争開始時の過去最高値付近から5%未満の下落にとどまった。5月中旬に米国とイランの間で和平交渉が進展し、株価を支えていた懸念の一部が後退したことで、投資家の間で同社株への見方が変化し始めた。
Source: Investopedia
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