
ノーブル・プレインズ、ウラン鉱床の可能性をAIで解明
Newsfile Corp
公開日時: 2026/07/09 22:15 JST
米国のウラン探査開発企業ノーブル・プレインズ・ウラン(Noble Plains Uranium)は、ワイオミング州の「シャーリー・セントラル」プロジェクトにおける過去の掘削データをデジタル化し、地質学的解釈を完了したと発表しました。同社は、Ur-Energy社から取得した1,211件の掘削データをAI(人工知能)を活用して解析し、数十年前の古いファイルやガンマ線検層データ(※地下の放射線量を測定するデータ)を最新の地質モデルに変換しました。
この解析により、341件のウラン含有箇所が特定され、7つの確認掘削孔の設置場所が決定されました。これは、シャーリー・セントラルプロジェクトを早期に鉱物資源量評価へと進めるための戦略です。
同社のCEO、ドリュー・ジンマーマン氏は、「過去の掘削データを活用することで、ゼロから資源量を算出するよりも迅速かつ経済的に、準拠した資源量を確立できることを証明したい」と述べています。今回のデータ解析には、新たに掘削した場合、600万ドル以上かかるとされるコストを節約できたとしています。
特定された341件のウラン含有箇所は、平均厚さ13.7フィート(約4.2メートル)、平均品位0.055% eU3O8(※ウランの品位を示す単位)でした。特に注目すべきは、TX-2763号坑では深さ185~189フィート(約56~58メートル)で厚さ4フィート(約1.2メートル)、品位0.58% eU3O8の箇所が見つかっています。
ノーブル・プレインズは、これらのデータに基づき、最も有望な2つのクラスターに7つの掘削孔を設置する計画です。これは、同社の「ダック・クリーク」プロジェクトで成功した戦略と同様で、過去のデータが示す成功確率の高い地点にピンポイントで掘削を行うことで、効率的な資源評価を目指します。
シャーリー・セントラルプロジェクトは、Ur-Energy社の生産中のシャーリー鉱山に隣接しており、将来的なISR(原地溶解採鉱法)開発にとって戦略的に重要な立地です。
Source: Newsfile Corp
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。