
金価格が下落、米長期金利上昇が重しに
Kitco
公開日時: 2026/07/09 07:15 JST
Sentiment Analysis
金(ゴールド)の現物価格が米国時間水曜日遅い時間帯に下落しました。米国のイランへの対応激化、原油価格の急騰、そして米連邦準備理事会(FRB)の金融政策決定会合議事録(FOMC minutes)の内容が、米国債利回り(イールド)と米ドルを押し上げたことが背景にあります。
記事執筆時点で、金現物価格は1オンスあたり約4,074.70ドルで、0.73%下落しました。銀現物価格も同約58.13ドルで、2.85%下落しています。
金価格は一時4,021.10ドルまで下落しましたが、4,000ドル台は維持しています。一方、銀価格は一時57.11ドルまで下落し、60ドル台を維持できませんでした。
先週発表された米国の雇用統計は、当初はFRBの追加利上げ観測を後退させ、金価格を支援する要因となりました。しかし、その後の原油価格の上昇や、FRB議事録でインフレへの警戒感が示されたことで、市場は利上げが長期化するとの見方に傾いています。
米国10年物国債利回りは4.5812%、2年物国債利回りは4.2182%に上昇しました。米ドル指数(DXY)も7月2日以来の高水準となる101.18をつけました。
ホルムズ海峡を巡る状況は、航行が危険にさらされているものの、完全に閉鎖されたわけではないとみられています。米国はイランがホルムズ海峡で商船3隻を攻撃したと非難しており、トランプ大統領が停戦は「終わった」と発言した後、米国軍がイランへの攻撃を実施しました。
これを受け、WTI原油は6.45%上昇して74.93ドル、ブレント原油は6.18%上昇して78.73ドルとなりました。地政学リスクとエネルギー価格の上昇が、金利とドル高に連動する形となっています。
Source: Kitco
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