
テスラ株、アナリスト目標株価は二分
Finbold
公開日時: 2026/07/08 11:25
Sentiment Analysis
米金融大手RBCキャピタルは7日、電気自動車(EV)大手のテスラ(TSLA)の投資判断を「買い」に引き上げ、12カ月後の目標株価を従来の475ドルから500ドルに上方修正した。同社のアナリスト、トム・ナラヤン氏は、テスラが注力する「ロボタクシー」事業の市場規模を4兆2000億ドルと評価する一方、今回の目標株価引き上げの背景には、宇宙開発企業スペースX(SPCX)の買収シナリオも影響していると分析している。
イーロン・マスク氏は現在、自身のAI企業xAIによるソーシャルメディア企業X(旧Twitter)の買収、それに続くXのスペースXによる買収といった一連の企業再編を進めている。2025年初頭から本格化したこの動きを受け、マスク氏が率いる二大企業であるテスラとスペースXの合併観測も浮上している。
一方、他の多くのアナリストの見方は慎重だ。7月に入ってからのテスラ株に関する5件のアナリスト評価のうち、RBCキャピタルのナラヤン氏を除く4件は「中立」にとどまった。モルガン・スタンレーのアンドリュー・ペルコ氏は6日、目標株価を415ドルと最も弱気な見通しを示した。JPモルガン・チェースのラジャット・グプタ氏は7日、目標株価475ドルで「中立」アナリストの中では最も強気な見方を示した。
テスラ株に対するセンチメント悪化の背景には、主力である自動車事業の業績鈍化、ロボタクシー事業の目標設定変更、そして年初来で約8%下落している株価パフォーマンスなどが挙げられる。直近終値は402.90ドルとなっている。
Source: Finbold
個別の投資に関する推奨やアドバイスを提供することを意図しておりません。ここで述べられている意見や見解は、あくまでも各記事の個人的見解です。