
SpaceX、宇宙経済の「基盤」とバンク・オブ・アメリカが評価
Proactive Investors
公開日時: 2026/07/08 04:05 JST
バンク・オブ・アメリカ(BofA)は、宇宙開発企業SpaceX(SPCX)の投資評価を開始し、強気な見方を示しました。同社は「買い」のレーティングと目標株価235ドルを設定しました。
BofAのアナリストは、SpaceXが単なるロケット打ち上げ企業から、宇宙経済全体の「基盤を支える存在」へと進化していると指摘。再利用可能なロケット技術と、宇宙空間での多様なアプリケーション展開が、同社の競争優位性の源泉であるとしています。これらの強みが、次世代宇宙船「Starship(スターシップ)」による新たな宇宙能力の実現に向けた土台を築いていると分析しています。
特に、打ち上げ能力と製造能力を、衛星インターネットサービス「Starlink(スターリンク)」のような、継続的な収益を生み出す事業へと転換させている点を評価。打ち上げ能力が宇宙アプリケーションを可能にし、それらがキャッシュフローを生み出し、そのキャッシュフローがさらなるインフラ投資を資金調達するという「フライホイール効果」が働いていると説明しています。
BofAは、SpaceXの長期的な成長機会は、Starshipが完全な再利用性を達成できるかにかかっていると見ています。これが実現すれば、打ち上げコストは桁違いに低下し、能力は大幅に拡大すると推定。一方で、Starshipの開発遅延は、将来の成長戦略の遅れにつながる可能性も指摘しています。
さらに、SpaceXが目指す軌道上コンピューティング(宇宙空間でのデータ処理)への進出は、同社の垂直統合と製造規模を活かした差別化された価値創出の機会になると見ています。
Source: Proactive Investors
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