
大手石油企業の利益急増、ガソリン価格高騰で政権と対立
New York Post
公開日時: 2026/07/03 21:25
Sentiment Analysis
米国の主要石油会社であるエクソンモービル(XOM)とシェブロン(CVX)が、数年ぶりの大幅な四半期利益を記録する見通しです。しかし、ガソリン価格の高止まりを受けて、トランプ政権は石油業界に対し、価格引き下げを強く求めています。
ロイター通信によると、両社の第2四半期利益は、米・イスラエルとイランの紛争が世界のエネルギー市場を混乱させた後の原油価格高騰に後押しされ、第1四半期比で3倍以上に達すると予想されています。LSEGの試算では、エクソンモービルは約159億ドル、シェブロンは約99億ドルの調整後純利益を上げると予測されています。
この利益急増は、ガソリン価格の高騰が続く中、燃料価格の引き下げを公約に掲げる政権にとって政治的な火種となりかねません。トランプ大統領はSNSで「ガソリン小売業者は直ちに価格を引き下げるべきだ!」と投稿しました。
原油価格は紛争前の水準に戻りつつありますが、ガソリン価格は依然として高水準にとどまっています。アナリストは、この背景には原油価格だけでなく、燃料在庫の逼迫、旺盛な輸出需要、異例の高い石油精製マージン(原油価格と製品価格の差)があると指摘しています。
政権は業界への監視を強めており、司法省はガソリン価格の不当な吊り上げの可能性について調査を進めています。また、財務長官は小売価格が下落しない場合、追加的な行政措置もあり得ると警告しました。
Source: New York Post
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