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EBITDAとは?意味・計算式と利益の読み方

EBITDAは、利息・税金・減価償却などを控除する前の利益を表す指標です。企業の収益を比較する補助になりますが、定義の違いと、設備投資・運転資金を反映しない点を確認する必要があります。

EBITDAの計算式

Stock ClubのEBITDA = 営業利益 + 減価償却費等 + のれん償却額

一般的には純利益に税金・利息・減価償却費等を足し戻す考え方です。当サイトの日本株データは営業利益を起点とする方式のため、営業外損益などによって一般的な定義や会社公表値と一致しない場合があります。

EBITDAを計算する

Stock Clubの営業利益起点の方式。償却項目を重複して足さないでください。

計算結果

140.00 百万円

簡易計算です。同じ期間・連結範囲・単位の数値を入力してください。

Stock Club Data

日本株の実績EBITDA分布・中央値

株価基準日: 2026-09-11

実績EBITDA 中央値

¥28.72億

直近12か月(TTM)・等ウェイト

四分位範囲

¥7.09億 – ¥109.66億

中央50%の銘柄が入る範囲

集計できた銘柄

3,583 / 3,959

欠損・対象外 376銘柄

マイナスの銘柄

236

6.6%(有効値のうち)

実績EBITDAの分布

金額は企業規模に左右されます。中央値は優良・割安の判定基準ではありません。区間は下限を含み、上限を含みません。

0円未満
236
¥0 – ¥10億
861
¥10億 – ¥50億
1,099
¥50億 – ¥100億
446
¥100億 – ¥500億
600
¥500億 – ¥1000億
149
¥1000億以上
192

業種別の実績EBITDA中央値

有効値10銘柄以上の業種を掲載。金額の比較には業種内の企業規模の違いも影響します。

業種中央値プラス比率銘柄数
水産・農林業
¥65.3億
91.7%12
建設業
¥59.59億
98.0%151
食料品
¥49.88億
99.2%125
繊維製品
¥24.34億
87.2%47
パルプ・紙
¥48.13億
100.0%24
化学
¥70.49億
98.5%200
医薬品
¥12.88億
64.4%59
ゴム製品
¥109.56億
100.0%16
ガラス・土石製品
¥44.39億
92.0%50
鉄鋼
¥51.56億
97.4%38
非鉄金属
¥112.3億
96.8%31
金属製品
¥28.47億
97.8%89
機械
¥43.62億
96.1%205
電気機器
¥67.1億
92.3%222
輸送用機器
¥118.51億
98.7%79
精密機器
¥47.23億
92.0%50
その他製品
¥20.9億
92.4%105
電気・ガス業
¥329.21億
100.0%27
陸運業
¥210.86億
100.0%60
海運業
¥193.41億
100.0%11
倉庫・運輸関連業
¥29.32億
97.0%33
情報・通信業
¥8.61億
88.5%585
卸売業
¥32.32億
96.2%287
小売業
¥25.11億
92.8%321
証券・商品先物取引業
¥54.67億
88.2%34
その他金融業
¥50.15億
96.4%28
不動産業
¥37.6億
97.7%133
サービス業
¥12.47億
91.6%523

時価総額上位銘柄の例

有効値がある銘柄の実データです。推奨順位ではありません。

銘柄株価実績EBITDAEBITDAマージン
トヨタ自動車7203
¥3,031+1.24%
¥6.15兆
11.83%
キオクシアホールディングス285A
¥54,030-6.99%
¥2.4兆
63.91%
東京エレクトロン8035
¥51,460-2.56%
¥7059.18億
26.88%
日立製作所6501
¥5,199+0.33%
¥1.75兆
15.89%
アドバンテスト6857
¥31,720-6.49%
¥5918.09億
48.02%
リクルートホールディングス6098
¥15,500-2.21%
¥8402.28億
21.75%
ソニーグループ6758
¥3,632-0.22%
¥2.74兆
21.59%
ファーストリテイリング9983
¥66,480-0.49%
¥9572.9億
24.87%

EBITDAの目安と読み方

規模と収益性を分ける

金額が大きい企業が効率的とは限りません。売上高に対するEBITDAマージンも併せて比較します。

同じ定義で比較

営業利益起点か純利益起点か、償却・調整項目の範囲を確認してから比較します。

推移の理由を見る

売上成長、コスト変化、買収による増加を分けて読みます。金額の増加だけでは利益の質は判断できません。

現金収支も見る

設備投資、運転資金、税金・利息の支払いを別途確認します。EBITDAの黒字は現金増加を保証しません。

EBITDAマージン・営業利益・企業価値との関係

EBITDAマージン = EBITDA ÷ 売上高 × 100

同じ期間の売上高に対する割合です。企業規模の違いを抑えて比較できますが、業種・設備投資の必要額・会計基準の違いは残ります。

EV/EBITDAは別の評価指標

EBITDAは利益の金額、EV/EBITDAは企業価値をその利益で割る倍率です。EBITDAが0以下のとき、通常の倍率比較は適しません。

EBITDAを見るときの注意点

キャッシュフローとは異なる

売掛金や棚卸資産などの増減、設備投資、税金・利息の支払いを十分には表しません。営業・投資キャッシュフローも確認します。

調整後EBITDAと区別

調整後EBITDAでは株式報酬や一時費用などを追加で除く場合があります。会社ごとの調整表を読み、同じ名称でも内容を確認します。

償却は無視できない

減価償却はその期の現金支出ではなくても、設備の更新費用は必要です。資産が多い企業の収益力を過大評価しないようにします。

会計基準・業種の違い

リースやのれんの扱いで値が変わります。金融業は利息が本業に関わるため、一般事業会社との単純比較には向きません。

Stock ClubのEBITDA算出・集計方法

  • 直近12か月(TTM)のEBITDAを掲載します。単独四半期や累計期間の値をTTMとして混ぜません。
  • 日本株データは営業利益に減価償却費等とのれん償却額を加える方式です。会社独自の調整後EBITDAとは区別します。
  • 必要な償却データが欠損する場合は集計対象外です。マイナス・0円は有効値として含めます。
  • 金額は円です。代表銘柄のマージンは同じ期間のTTM売上高がプラスの場合にEBITDA ÷ 売上高 × 100で計算します。
  • アクティブな日本株EQUITYのうち株価がある銘柄が対象で、ETF・REITを除外します。
  • 中央値・四分位は等ウェイトです。業種表は10銘柄以上、代表銘柄は有効値のある時価総額上位を掲載します。

開示・訂正の反映に応じて更新します。企業ごとに決算期が異なります。表示値は同一基準で比較するための参考情報です。

EBITDAのよくある質問

EBITDAとは何の略ですか?

Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation and Amortizationの略で、利息・税金・減価償却等を控除する前の利益を意味します。

EBITDAと営業利益は同じですか?

同じではありません。当サイトの方式では、営業利益に減価償却費等とのれん償却額を加えます。一般的な純利益起点の計算とも一致しない場合があります。

EBITDAが黒字なら資金繰りは安全ですか?

保証されません。運転資金の増加、設備投資、借入返済、税金・利息の支払いで現金が減ることがあります。

調整後EBITDAとの違いは?

調整後EBITDAは、会社が定めた項目を追加で加減した指標です。調整内容が企業ごとに異なるため、開示された定義と利益への調整表を確認します。

EBITDAの中央値より高ければ優良企業ですか?

金額は企業規模に左右されるため、それだけでは判断できません。同業種のマージン、過去推移、設備投資と現金収支を合わせて確認します。

定義の参考資料

米国SEC:Non-GAAP Financial Measures